2014年9月13日土曜日

一口に赤外線といってもさらに細かく分類されますね

カメラやビデオなどで夜間の撮影モードが搭載されたモデルがありますよね。いわゆるナイト・ビジョンといわれるものです。

これは赤外線を利用していることは知っていたのですが、赤外線の中でも比較的波長の短く、可視光に近い、近赤外線(およそ0.7から2.5μm)だということです。

ちょっと調べる機会があったので、メモとしてまとめます。

その他大きく分類すると、化学物質の同定に使われる波長がおよそ2.5 - 4 μmの中赤外線、天文物理や熱源として登場する波長がおよそ4 - 1000 μmの遠赤外線に分けられます。

英語ではInfrared、略してIRと呼ばれます。

夜間を含めたセキュリティ・カメラのニーズからソニーを始めとするいくつものメーカーから赤外線撮影モードを搭載したカメラ、赤外線を照射する機器が出ているようです。

この赤外線投光器で利用されている波長には主に850nm(0.85μm)と940nm(0.94μm)があり、前者は人間の目でも赤い発光が認識できるため可視タイプ、後者は不可視タイプと呼ばれています。

最近の赤外線投光器はLEDタイプのものが多く、購入する場合には使用状況に応じて、上記の波長のほか、ビームの幅とその到達距離(レンジ)、および消費電力(W)などが比較検討するための主要なパラメータとなります。



0 件のコメント:

コメントを投稿