2014年9月6日土曜日

Scilab ― 始めの一歩と免責事項

むかしMathematicaという数値計算ソフトをかじっていましたが、恥ずかしながら十分に使いこなしてはいませんでした。

今回数値シミュレーションを勉強するに当たってMatlabクローンであるScilabを選びました。

なぜScilab

まず、C++も考えましたが、数値計算ソフトの方がはるかにコーディングが短くなりそうだという感触がありました。次に、現在はMathematicaよりもMathlabの方が浸透しているようであること、そしてその互換ソフトとしてフリーであることが決め手となりました。

フリーなMatlabクローン(正式にはオープンソースのMatlab互換ソフトと呼ぶべきでしょうか)としてOctaveもあるようですが、Octaveはまだ触っていません。OctaveではなくScilabにしたのはたまたま書店でいくつかの書籍を買ったことが理由です。

ScilabはフランスのINRIA(国立情報学自動制御研究所)とENPC(国立土木学校:エコール・デ・ポン)でオープンソースの数値計算システムとして開発されたということです。このエコール・デ・ポンは知りませんでしたが、もともとフランスはエコール・ノルマールやエコール・ポリテクニークといった優秀な大学があり、あらゆる分野で優秀な人材を輩出し、歴史上にも有名な数学者や科学者もたくさんいます。

 コンソールに電卓のようにコマンドを打ち込む使い方のほかに、スクリプトを書いて一括バッチ処理のような使い方が可能です。インタープリタ型のソフトなので、変数や関数は使用するよりも前の行で定義されている必要があります。

インストールや基本的な使い方は次に紹介するリンク先などを参考にして下さい。とても親切なサイトが多く、とても感謝しています。

ダウンロード

 

インストール・使い方

 

免責事項 

1. 他の方のコードを流用した部分についてはその旨、クレジットを記載しています。流用部分を除いて私がコーディングした部分の著作権は「Nolan00267」に帰属すると考えています。

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